ドストエフスキーがやばい。古代ギリシャの翻訳本なんかを読んでても思うことが、とにかく翻訳が……いや……あまり……さぁ、その……上手く……ない……かも……?
というのも、日本語はかなり独特な原語で、ラテン語の種から芽生えた言語(伊、独、仏、その他たぁくさん)とは"遠い"。要は言語としての構造、文章の作り方がかなり違う。ドイツ語は近いけど……そんなわけで日本語に訳しにくい言語ってのがあるんです。
で、たとえば哲学なんかは日本語で作られた文章でもかなり難解になる傾向がある。所謂なんか難しそうな本ってやつ。じゃあ元々ロシア語で書かれた哲学書(あんまりないけど)は日本語訳されてるけど日本語としてはいびつで、恐らく大枠翻訳されてるけど100を100のまま翻訳するというのは不可能なわけです。
つまり僕が何を言いたいか?わざわざ記事を投稿するのはなぜか?決まっている。翻訳のジレンマ、壁、言いたいことはたくさんある。要はドストエフスキーがやばいんだよ!
まずね、まずね、まずは今言ったこと。要は言葉がむつかしいのだよ。言葉遣いが古風で難しいから読むのに時間がかかる。僕ら意識高い系はビジネス用語をいちいち検索しながらビジネス書を読み解いてきた。それと似たようなことをまたやってるのだ……。時間がかかね。
NEXT、名前が覚えられない。日本人なら名前も覚えやすいじゃん。アメリカ人もまぁよく聞くし。でもドイツ人の名前はあんまり聞きなれない。なんとかブルグ、なんとかベルン……。じゃあロシア人は?なんとかスキーになんとかコフ。こんな聞きなれない名前の羅列、覚えられないよ!まずここがちょっとキツい。ジョンとかマイケルならいいのに……。時間がかかる。
次に、話がむつかしい。文章じたいじゃなくて、話が複雑。なんでこんなこと描くの?って考えると、やっぱり当時の時代情勢が関わってくる。つまりドストエフスキーの見たもの、感じたもの、伝えたいこと。当時の読者にはすぐ馴染むだろうけど現代の無職こと僕にはあまりにも遠い世界。つまり読むのには時間がかかるなあ……。
最後。長い。強いて言えば「地下室の手記」は割に簡単で読みやすい。難解だけど……「罪と罰」とか「カラマーゾフの兄弟」が長い。長いよほんとに。短編や散文を好む僕にとってこれは問題で、話を忘れる。コイツ誰だっけ?なにがあったんだっけ?ってな感じで、どんどんわけがわからなくなる。まぁ並行して読んでるから悪いんだろうけど、長いから時間がかかるのは当然だよね。
まとめ。この記事の総括。僕の言いたい全て。時間がかかる。ぶっちゃけオラに元気を分けてくれって感じだ。とりあえず一番薄い「地下室の手記」の書評が最初になりそうです。僕のドストエフスキーレビューペンタロジーを楽しみに待っててね!僕からは以上!
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