2017年7月2日日曜日

【雑筆】無職の近況報告

略してムショキン。

冬は暖かくなったら頑張ると言い、夏は涼しくなったら頑張ると言い、何かこのまま人生が終わってしまうような気がする僕of僕です。

僕はビール一口で全身がゆでダコになるほど酒が弱いのでカクテルを全然摂取出来ずバーテンダーを諦めた過去があります。諦めた回数だけで言えばぶっちゃけ負ける気しねぇッス。俺ガチなんで!

けれど、お酒はやっぱり美味しいもので。僕は舌がビッチなのでどんな酒とでも寝るわけです。出会って数秒で美味しい美味しい言ってしまうのです。いやそれは当たり前なんだけどなんかちょっとひねった言い方がしたかったわけよ。その結果がコレですわ。

一応シェイカーは扱えるので自分で自分のために作ってみたり僕の聖母ことやっこさん(彼女)にオリジナルカクテルを作ってみたり。それなりに携えたそれなりの酒知識はそれなりに役立ってるのです。20代前半は酒に詳しいと何故か羨望の眼差しを受けられます。子供の頃は走るのが早いと羨望マッハでしたね。中学の頃はエロ知識、高校の頃は勉強。僕はこの辺で挫折しました。

そんなわけでとくとく酒を飲んで思い出したくない過去に蓋をして湧き上がる闇をせっせとスコップで押しのけてる日々です。友人共は着々と就業から1年が経ちどことなく大人に見えてくるのに自分だけなにか高校から時が止まってしまったように思う。こういう心持ちで生きていくのはあまり心地の良いものではありません。

いくつもの淀んだ苦悩を解き解すには本が一番です。前回あたりの記事でドストエフスキーの「地下室の手記」を紹介したと思うんですが、あれは本当に良かった。これ俺やんけ!って思うんですよ。百数年前の本なのに不思議です。膨大な、けれど星の歴史から見たら浅ましい人類史では自分のような人間がやはり何人も生まれていて、それは作品の中にすらいたんだと思うと少し心が救われるのです。自分は澱み腐り何か靄がかった存在ではなくて作家からすれば取るに足らないキャラクターにすぎないんだなあと。何百年も前の本なのに「わかる……めっちゃわかる……」ってなる現象、ありますよね。ない?じゃあある体で聞け!結局人間ってのはどんな時代でもどんな環境でもだいたい等しく愚かで完全な聖人も完全な悪人もいない、どこか黒や白より灰色に近い存在だと思うのです。あれ、ちょっと見返したらこの文章マヂキモくない?

まぁなんかそういう感じで本は良いです(投げっぱなしジャーマン)。
予告してたドストエフスキー作品はあと4作なんですが、まぁ長いのと読みづらいのと複雑なのと気が滅入るのとでとにかく時間がかかってます。文学史上最高峰と謳われる所以はわかるんですがいかんせん暗い!僕はスポンジなのでこういう暗い雰囲気みたいなのをすぐ吸収してしまうのだ。用法用量を守って正しくゆっくり読ませてください……。

海外ドラマを観ました。「メンタリスト」ってやつです。人の機微やわずかな仕草、表情から心を読み取り暗示にかけるメンタリスト。そんなメンタリストが犯罪の捜査に協力するって話。これが面白い。キャラクターが魅力的で個性的。堅苦しい組織に風穴を空ける主人公の天真爛漫っぷり。メンバーは彼に翻弄されるけど事件は見事に解決する。日本人はこういうの好きだよね。型破りな主人公ってやつがよォーーーーーー!!(唐突なJOJO)

で、日本のドラマと比べて絶望したわけです。予算が違いすぎるだろ!って声もあるかもかもかもだけどね。33分探偵みたいなのがまた観たいな……そんな無職の切望。

さて、このブログは意識高い系読書感想文として、意識高い系が好みそうな本をレビューするって目的でした。でしたっていうか今もそうなんですけどどうも本以外でも興味のあることが無限に増えてしまって今みたいに収拾がついてません。もしかしたら別枠で無職のブログを作るかもしれません。その時は無職をどうぞよろしくね。っていうかさすがに働けよ……

こんな感じでたまにムショキンをしていきたいと思います。別に意味はないんですが改めて近況を文字にすることで如何に今の自分がうんちかって気づけたので多分無意味ではなかったです。僕の人生そのものが無意味かもしれない。人生とは?意味とは?万物が死に絶えるこの世界で何が有意義だというの……

ちんこの話ばっかりだけどツイッターもよろしくおねがいします。何をよろしくするんだ。たまにキャスもやってるのでそっちもよろしければ。なにがよろしいんだよ。はい、僕からは以上。いや、僕からは以上!

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